どうも、のっぽさんです。
連日、台風被害のニュースが流れていますが、
どれも目を疑うほど衝撃的な映像でしたよね。
まず、この場を借りて被害を受けた方々の皆様にお見舞い申し上げるとともに、
1日も早い復興を心からお祈り申し上げます。
実は、私も住んでいるアパートの屋根が飛んでしまうという被害がありました。
1週間はホテル暮らし、3週間はマンスリーマンションを、
借りるにいたったのですが、
突然の出来事で、最初は何から対処していくべきなのか全くわかりませんでした。
頭が真っ白になるとは本当にこのことです。
ありがたいことに、私自身の生活環境は、落ち着いたので、
今回は実体験を通して、みなさんやその周りの方の助けになればと、
ブログに残していきたいと思います。
とにかく被害が出たときに何から手を付けたら良いかわからない
1.何より先に管理会社などに連絡
まずは被害状況を、管理会社や大家さんに知らせる必要があります。
現状を伝え、今後の流れを教えてもらうことが大切です。
また、電気系統がむき出しになっていたり、天井に穴が開いて雨風をしのげないなど緊急性を要するものは、消防署への電話も有効のようです。
2.被害状況は写真に残しておく
現場の状況は、写真として残しておきましょう。管理会社や大家さん、工事関係者・保険業者まで、修復までの道すじを立てるためには、必ず必要な材料になります。
片づけたくなる気持ちもわかりますが、まずはスマホなどで現状を残してから、安全に片づけを進めましょう。
修復期間中の過ごし方
普段はどのような生活をしていて、自分自身が今後どのようにしたいかを管理会社や大家さんに伝えることが大切です。
被災者にとっては酷ですが、周りの援助を待つだけでなく、苦しい時にこそどうしたいのかを伝えることができると、そのあとの対応も早くなります。
私の場合、家での生活は不可能と判断したため、
修復期間中は、住んでいる近くのホテル・マンスリーマンション暮らしをさせてほしい
という気持ちを伝えました。
その結果、費用額や期間・場所など次のステップへスムーズに検討に入ることができました。
修復費用やホテルなどの費用はだれが負担するの?
基本的な考え方としては大家さんが負担することとなります。
契約上、「住環境を提供する」という中で、そのサービスを提供できていないことを理由とするためです。
【賃貸物の修繕等】
民法第六百六条 賃貸人は、賃貸物の使用および収益に必要な修繕をする義務を負う
(参考リンク)電子政府の窓口 e-Gov
そのため、ホテル・マンスリーマンションの費用や、普段の生活を基準として本来かからなかった費用は、交渉をすることが可能です。
トータルの総費用については大家さん負担ということで安心できますが、
注意が必要なのは、その金額がいつ支払われるのかということです。
ホテルなどの支払いは、大家さんから負担をしてもらうまで自己資金から支払わなければなりません。そのため領収証などをもって、後日申請するため、必ず取得しておきましょう。
また、大家さんの負担とはいえその金額はどこから支払われるのでしょうか?
考えられるのは、大家さんのポケットマネーか、保険金の2択になるでしょう。
ポケットマネーであれば、短時間で立替えた金額が、戻ってくることも考えられますが、
保険金となると、保険会社の被害調査から始まるため、立替えた金額が戻ってくるまでの時間が長期にわたってしまうケースがあります。
受け取りまでの期間なども踏まえて金銭トラブルになりやすいため、よくコミュニケーションをとって対応するようにしましょう。
こんなとことも気にしておこう
会社勤めの方は、見舞金の制度を準備しているケースもあります。
少し落ち着いてから制度について確認してみることをおススメします。
見舞金を受け取る要件として、罹災証明を必要としていることもあるようなので、近くの役所で発行をしておくとスムーズに進むことが多いみたいです。
被害に応じて、何かと費用が発生することも多いため、少しでも足しにできる制度があるならば、積極的に使っていきましょう。
まとめ
実際に被害を受けると何から手を付けて良いか分からないはずです。
まずは、身の回りの環境を整えて安全を確保すること
そして、修復期間中のすごし方や金銭面についても考えなくてはいけません。
普段とは違う環境の中で精神的なストレスをかかえやすいですが、
この内容が、少しでも負担の軽減や、予備知識になればなと思います。
また今回のニュースは、管理会社や大家さんの立場からはまた別の視点で、
見られた方もいるのではないでしょうか?
さまざまな立場から自然災害のリスクを考えておくと、より困難な時に対応力がつくかもしれませんね!
もし周りに被害が出ている方がいらっしゃったら、参考になると幸いです。