どうも、のっぽさんです。
10月から消費税が10%に増税されました。
レジが対応していない!など、日本各地で混乱が起きていますよね。
また、脱税関連のニュースや、金融商品でも“非課税”とか“税額控除”といったワードをよく耳にしたりと、
「税金」は私たちの身近に溢れています。
しかし、
税金について改めて聞かれるとなんだか良く分からない!
むずかしいワードも多いし、まぁ知らなくても別に良いか!
というのが本音ではないでしょうか?
実は、身のまわりの税金だけでも知っておくと、
日ごろのニュースが、少し分かるようになったり、
お財布にも優しい行動を、選択することができるようになります。
税金という言葉の抵抗感をなくして
ちょっとだけ税金トークしてみませんか?
税金ってそもそも何だっけ?
「税金」は、日本での生活をより良くするために、みんなでお金を集めよう!というシステムです。
「公共サービス」が無料で使えるのは、みんなで負担した税金で作られているものだからです。
選挙で選んだ私たちのリーダーが、どんな「公共サービス」を作るかを決めて、
私たちがリーダーに作るためのお金を負担するという関係性が成り立っているわけですね。
さて、みんなで旅行に行くために貯めていたお金を、管理人のリーダーが、パチンコに使ってパーにしてしまったらどうでしょう?
税金のニュースは、この問題の規模が大きくなったようなものなので、あらかじめイメージがついているとわかりやすいと思います。
税金って何にかかっているの?
「公共サービス」を作るにはたくさんのお金が必要です。
そのため、さまざまな所で税金がかけられています。
所得税、法人税、消費税、住民税、酒税、相続税、贈与税、たばこ税・・・
こんなにたくさん覚えられない!
大丈夫。安心してください!笑
実は、税理士さんでも税金のすべてを理解している方はなかなかいないです。
税理士さんは専門の税金分野を持っていて、分野ごとのプロフェッショナル集団になるわけですね。
なので、私たちは身近な分野の基礎を知っていれば、十分ということになります。
身近な分野ってなんだろう?
個人的にピックアップしてみたのは以下の4つです。
所得税、消費税、住民税、法人税
この辺りの基礎を押さえておけば、ニュースや会話のなかでつまってしまうこともグッと減るはずです!
ここからは、さらに2つに絞って、所得税・消費税に触れたいと思います。
【所得税】
まず、所得税は“10種類からなる儲け”に対する税金です。
具体的には
①利子②配当③不動産④事業⑤山林⑥譲渡⑦給与⑧退職⑨一時⑩雑
という種類があります。
つまりお金を手に入れる方法は、税金上だと10種類あるわけですね。
この10種類の所得には、それぞれに計算方法が定められていて、
その計算結果を1つにまとめた後、さらにいくつかのステップをふんで税金が計算されます。
ちなみに1番身近であろう「⑦給与所得」は、
給与の収入金額-概算経費
という計算でもとめます。
この概算経費には、出勤するためのスーツ代なんかも含められているなんて面白いですよね。
また積立NISAやiDeCoの“非課税”や“所得控除”ということばですが、
積立NISAは「①利子・②配当所得」として、
iDeCoは「所得税10種類を1つにまとめたタイミング以降の計算途中」において、
税金を安くするために計算上のメリットがあるということなんですね!
なるほど~、と思っていただけたでしょうか?
【消費税】
消費税は、最も身近な税金でイメージしやすいのではないでしょうか?
消費税は広く薄くみんなから税金を集めようというものです。
どうやってリーダーの手元に行くかというと、
お買い物をしたときに、コンビニに10%の税金を支払い、
コンビニがその10%をリーダーに納めるという流れになっています。
みんなから公平に「消費」という行動に対して税金を集めるので、リーダーはお金を集めやすいです。
しかし、
広く薄くって、お金持ちと余裕がない人って差があるのに同じお金をとるの!?とか
益税といって、コンビニに10%支払ったのに、リーダーの手元には8%分しか届いていない(脱税とかではなく消費税の計算上の問題。)
といった問題点もあります。
消費税は、平成元年から導入された制度で、その歴史はまだまだ浅いです。
リーダーのもとにお金が集まりやすいですが、制度としてはまだ発展途上中なわけです。それゆえ私たちの生活環境にも影響を与えるということですね!
こうなってくると消費税のニュースから目が離せない・・・
そんな気がしませんか?
まとめ
少しでも「税金」っていうワードに拒絶反応はなくなったでしょうか?
税金のすべてを理解なんてできなくて当然!
でも、身近なものの基礎をちょこっと知っているだけで、
ニュースや金融商品サービスに対して理解できるようになっていくんです。
例えば、金融商品を買うにしても、
プロの方に言われたから買いました。
という人よりも、自分で納得して買うことができる人の方が騙されてしまうことも少ないですし、なによりちょっとカッコよく思えませんか?笑
むずかしいという固定概念をすてて、
さまざまな税金ワードがあふれている今だからこそ、興味をもってみませんか?