どうも、のっぽさんです。
最近、「積立NISA新制度」が取り上げられて話題になっていました。
みなさんは、このようなニュースをどこから収集しているでしょうか?
ニュースやTwitterを使って収集している方や、
ブログから興味ある分野を検索していくかたが多いとおもいます。
お金や税金の情報は、早くから知っておくことで資産戦略にも、
活かしていくことができます。
しかし正しい知識を、早く・確実に収集するためには情報のおおもとを
押さえておく必要があります。
今回は、情報はまずどこから収集するべきなのかをお伝えしていこうと思います!
お得な情報を知りたい!
私たちがお得になる制度のほとんどが、
「税の優遇」という形をとっています。
生まれてから、国からお金が振り込まれるといったことがあったでしょうか?
なかなか現実的なことではないですよね。
そこで国としては、税金を調整してあげようと考えることになります。
そのため、私たちがお得になる情報をしりたい!と思ったとき、
税金周りを知ることが大切なことになるわけですね。
もし、どんな税金が優遇されるようになるのか分かれば、
自分自身が、得する行動を選択できるようになると思いませんか?
税金の優遇スケジュールを見てみよう!
みなさんは、「税制大綱」をご存じでしょうか?
簡単にいうと、次年度から、
「税金のしくみを改正します!」
という宣言をしているものです。
つまり、これを見ることで今後導入予定の
「未来の税制」
について、どこよりも早く情報を入手することができるようになります。
また宣言の前に、省庁から挙げられてる要望をみることもできます。
(参考リンク先)財務省:税制大綱
発信源には要注意
現在ニュースやネットなど、情報の収集に困ることはありませんが、
その信頼性は個人で判断することが求められています。
特にお金が絡む「税制」に関しては、その信頼性を簡単に判断することはできません。
そこで情報の信頼性という観点では、官公庁がだしている情報が最も信頼できる情報だとおもいます。
とは言え、「税制大綱」って難しそう
漢字が4つも連続で並んでいるととっつきにくいですよね?
私自身も、広辞苑を読まされるようなハードルの高さだったことを覚えています。
しかし「税制大綱」は、非常に分かりやすくまとめられているものが、
概要としてHPに掲載されています。
想像通り、かたっ苦しそうな文章バージョンもありますが、
別途、掲載されている「概要」で、内容は十分に網羅しているため、
「初めて読んでみよう!」とか「時間が忙しくて調べるのは・・・」
という方は、概要に目を通すのがおすすめです。
掲載されるタイミングはいつごろ?
おおよそ12月中旬ごろになります。
通常、毎年8月末までに、各省庁が税金の制度について要望書を提出します。
この要望を取りまとめ、議論し、税制大綱ができあがります。
過去のものも掲載されているので、過去から現在までどのような税制の改正が審議されてきたのか
興味がある方は見てみると面白いかもしれません。
税制大綱に書いてあることが分からない・・・
税制大綱をみれば未来の税金スケジュールがわかるのか!
・・・でも、税金って頭の中がごちゃごちゃになって、
そもそもよく分からない!よし寝よう!
となる前に、
こんな時の調べ方や、余計な本を買わずに勉強できる方法を、
お伝えできればと思います。
それは「税務大学校講本」です。
これは、国税庁が出しているもので、国税上のHPから
入手することができます。
(参考URL)税務大学校講本
今度は、漢字が7つ並んでいますが、
「税制大綱」とおなじく、数ある税金の概要を、分かりやすく説明しているものになります。
税目ごとにわかれていて網羅的に解説されている上、
無料で手に入れることができるので、概要を勉強したい方におすすめです。
この資料で分からないことが出てきたときに、その分野の簡単な解説書などを、
本屋さんやネットで検索してみると学びやすいとおもいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
優遇される多くの制度は、現金で還元されるのではなく、
税制面において優遇されることが多いです。
前もってその情報を仕入れておけば、
「積立NISAは、こんな制度が予定されているから固定費を見直してフルでお得にしたいな・・・よし準備しておくか」
といったように、家計の戦略をたてるためのヒントになりますよね!
簿記やFPを勉強される方も多いですが、
もうひとつ勉強のリターンが返ってくるものとして、
税金の勉強を加えてみるのはおススメです!
以前のブログにも書きましたが、
税金についてすべてを理解する必要なんてありません。
自分にとってお得そうな情報だけを、早めに手に入れて、
家計に余裕を持たせましょう!